今のパートナーとの結婚生活、続けるのはもう無理かもしれない。
その思いは、喧嘩をした時、浮気や借金などが発覚した時などの明確なきっかけがあって生まれることもあれば、価値観のすれ違いなど、日々積み重ねて来た辛い気持ちにある日耐えきれなくなってしまった結果生じたというケースもあるかもしれません。
そして、そんな時は「離婚」という2文字が脳裏をよぎるかと思います。
しかし、離婚はあなたの人生にとってかなり大きな分岐点となりますよね。
自分でいろいろと調べてみたり、経験者や家族・友人などに相談してみたりしても、結局どうするのが一番なのか判断できない、ということもあるでしょう。
そんな時、たとえば占いならスパッと自分の進むべき道を決めてくれるのではないか?と考えるかもしれませんね。
ですが、離婚を占いで決めてしまうのはアリなのでしょうか?
占いで離婚相談する前にもう一度自分の現状を棚卸してみよう
離婚を選択するか、あるいはもう少し夫婦関係の改善に向けて頑張ってみるか、一度別居してみるか。
こうしたことを検討したりするにあたって、最初から占いに頼ってしまうのはあまりオススメできません。
やはり人生に関わる重要な選択となる分、自身の幸せな未来のために考えて決めるのが、一番後悔が少ないからです。
第三者に選択を委ねると、離婚後に後悔した際などに「あの時ああ言われたから…」と責めたくなる気持ちも生まれてしまいますしね。
夫婦関係の修復は見込めないのか?離婚に踏み切る前に
今の状況が辛いと感じたり、パートナーに嫌気がさしてしまうと、離婚した方がいいのか、と考えることもあるでしょう。
ただ、現場から逃げ出したいという気持ちだけで離婚に進むのはオススメできません。
迷ったままの状態での離婚は後悔のもと?!決断するためのポイント
本当に夫婦関係を修復することはできないのか、離婚しか道はないのか。改めて自分の気持ちと現状を確認してみましょう。
離婚するべきか修復するべきか。悩んだ時にチェックしたいポイント
離婚するか否か決断できない理由はどこにある?
まず、あなたが離婚を決断できない理由はどこにあるのでしょうか?いつまでもモヤモヤと悩むのは精神衛生上良くありません。
自分が決断できない背景にはどんな原因が潜んでいるのかを把握し、一歩進むために押さえておきたいポイントを知っておきましょう。
離婚するか否か決断できない時、後悔しない道を選ぶためのポイント
離婚の理由や婚姻状況別に気をつけたいポイント
ひと口に離婚したい、といっても、子供がいるかいないか、離婚の理由がどういったものなのかによって、気をつけておきたいポイントは異なって来ます。
まず、お子さんの有無に関わらず、モラハラやDVなどの理由で離婚を検討している場合。
こうしたケースでは関係修復をはかろうとするよりも、少なくとも別居に踏み切るなど、パートナーと離れる選択をした方がいいかもしれません。
モラハラに耐えられない!離婚したいけど…迷った時に考えるべきこと
逆に、モラハラやDVのような暴力的行為や、パートナーの浮気や借金などのわかりやすい理由はない、というケースもあるでしょう。
性格や価値観の不一致も、日々積み重なれば、一緒に過ごしていくことがお互いのストレスになりかねません。
ただ、ハッキリとした理由がなくても離婚自体は可能ですが、離婚の際に不利な状況にならないように押さえておきたいポイントはあります。
なお、夫婦の間にお子さんがいない場合は、いる場合と違い、離婚時に話し合うことが少なく済み、離婚後に関係をスッパリと断ち切りやすいとも言われています。
ただ、離婚に踏み切るにあたって、お子さんがいる夫婦とはまた違った悩みを抱えることもあるでしょう。
こうした子なしでの離婚事情については、下記のページを参照してみてください。
すでに別居状態にある場合
一度は離婚を検討したものの、さまざまな事情から別居状態を選択している人もいるでしょう。
そして、この段階で悩むことになるのが、このまま離婚に進むか、復縁するか、だと思います。
では、その選択はどうやって決めたらいいのか?決断のポイントについては、詳しくは以下のページをチェックしてみてください。
離婚を決意した場合の法律相談について
いざ離婚を決意したとして、必ずしも夫婦間だけの話し合いによる協議離婚が成立するとも限らないでしょう。
夫婦どちらかが離婚に同意していない、離婚自体には合意しているけれど条件面で折り合いがつかないといったケースでは、離婚調停や裁判に発展することもあります。
また、そもそも自分のケースにおいて、なるべく不利にならないように法律的な相談をしておけたら安心ですよね。
その場合、市や区役所、法テラスや弁護士事務所などで実施されている無料法律相談を利用することができます。
離婚相談は市・区役所でもできる?!メリットやデメリット、無料法律相談を最大限活用するためのポイント
占いに頼る前にできることをしておこう
人生のさまざまな場面で迷った時に、占い師の方に色々と相談したり、未来を見てもらえたら、迷いが晴れたり気持ちがスッキリすることもあるでしょう。
ただ、離婚などの人生で重要な局面においては、やはり自身の未来を自分で考え、納得して決めた方が後悔が少ないものです。
第三者のアドバイスを貰いたい、と考えて占い師のもとを訪ねるのもアリだとは思いますが、まずは本記事を参考に自分の迷いの原因や現状を整理するところから始めてみましょう。
それでも解決できない場合は占いも視野に入れて、誰かにしっかりと話しを聞いてもらいアドバイスを貰うのはいかがでしょうか。
その迷い、早く解決に向かうよう願っています。